JR芦屋駅の再開発 と 南芦屋浜の護岸工事

本日は建設公営の委員会がありました。

議案は再開発に関わる補正予算ということで前回4月の臨時会で否決された補正予算案から用地費・補償費を抜いた、設計の見直しを行う費用分のみの予算です(加えてラ・モーレ芦屋の管理費も入っていますが…)。


今回組まれた予算案は

1)鑑定評価および事業コンサルティング……1400万円

 地価の再評価と資金計画の変更等の管理委託

2)補償費再算定……2400万円

 各地権者の所有建物の補償額の再算定

3)再開発ビルの基本設計の見直し……2700万円

 再開発ビルの設計数量・単価等を最新情報に置き換えて算出


の合計6500万円が主な費用です。


特に3番目の基本設計の見直しは上記にあるように単価修正だけかと思いましたが、委員会を聞いていると市は設計自体見直しもしていこうと考えているようです。

自民・公明・BE ASHIYAがこれまで事業費の高騰を指摘して再開発を一時ストップしていましたが、今回の見直しの説明を受けて委員会では全会一致で可決するものとなりました。ただし「見直したとしても削減額が小さなものでは納得できない」という消極的賛成の立場を示していました。

私は再開発を一時ストップしても大きい削減効果は期待できないかと思い、事業を進めながらの削減要求が最良と考えていましたが、今回の件を受けてさらに削減がされるのであれば大いに嬉しいことです。この3か月間動きを止めたことと設計見直しにかかる費用を上回る削減が達成されることを願います。



所管事務調査ということで南芦屋浜の護岸工事+宮川の堤防工事の件が審議されました。

↑県のページで計画と進捗が確認できます。


宮川は6月中旬に施工完了するようです。地面から1.2~1.4mの高さまで高欄が設置されます。歩道の真ん中あたりを歩くと川底が見られない程度の高さになります。ただ橋の付近ではアクリル板が設置されますのでそこから川を見ることはできます、ごく一部の範囲ですが…。


南芦屋浜の護岸は施工期間が延長されます。

防潮堤を設置する場所の地盤が緩いようで設計変更となり、より重量のある大きいコンクリート壁に変更となりました。

今年8月末に施工完了 → 来年3月末に施工完了 と予定変更しています。

今年台風が接近した際には、大型の土のうを設置することや防潮堤の第一段階(中壁)を8月までに完成させて高潮対策を施します。


(写真の施工中の壁が中壁、この後ろ側に後壁が施工されます)


今回地盤による設計変更ですが、正直埋め立て地なのに地質がそんなに変化するかな…?疑問もありますが、こればかりは現地測定の結果を見ないとわからないことなので難しいですね。コロナのこともあって住民への説明会は実施していないということでしたので、周辺の理解を求めながら実施して頂きたいですね。

あさうみ洋一郎 -芦屋みらい-

兵庫県芦屋市で日本維新の会の市議会議員として政治活動をしています。 ただいま31歳、7歳の娘と3歳の息子を子育てしながら活動しています!

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