9月議会の一般質問を終えました

今日で9月議会の一般質問が終わりました。

私は昨日の一発目に登壇させて頂きました、質問内容は以下

・液状化に対する取り組みについて

・学生に対する色覚異常の取り組みについて


液状化に対する取り組みについて

液状化というのは、地震によって発生する液状化現象のことです。

地面がドロドロになったり陥没したり、マンホールが突出したりと道路通行の困難な状況を起こします。そうなると避難に遅れを生じさせ、津波や高潮に巻き込まれる危険があります。

愛知県の弥富市ではそういったシミュレーションをしており、液状化がひどい地域では普通に歩く速度の65%の速度で歩くことを考えられていました。そう考えると液状化が避難行動にもたらす影響力は大きいものだなと感じます。


東日本大震災では千葉県の多くの地域で液状化していたほか、今年の6月に起きた山形の地震でも液状化現象が起きていました。なのでご存じの方も多いかもしれません。

芦屋市も阪神大震災のときに芦屋浜で液状化がみられています。緑道が陥没している写真も見かけました。

液状化というものは以前に発生した地域は再び発生する可能性が高いとされており、そうなるとここ芦屋市も次の大地震のときには十中八九、液状化するだろうと思われます。


しかし、芦屋防災ガイドブックや、防災マップに液状化の記載が無く、また防災訓練などでもそういった話が無かったことから、今後はもっと液状化の危険性を広く知らせていくべきじゃないかと取り上げさせて頂きました。

紙面の都合や他に考慮するものの重要度の兼ね合いなどから芦屋防災ガイドブックから省かれているということでしたが、次回の改定時には記載も検討して頂けるということで液状化に関する記事が掲載されることを期待します。


学生の色覚に対する取り組みについて

色覚異常は男性で20人に1人、女性で500人に1人の割合で見つかるといわれています。

それを考えると芦屋市の小中学生の在校生の数で考えると200人程度は色覚異常かもしれません、全国の統計を当てはめただけなので参考にはなりませんが……。


色覚検査は平成13年まで小学校で行われていたのですが、それ以降は差別やいじめの原因になりかねないことなどを配慮して行われなくなりました。

しかしそうなると、大人になってから色覚異常に気付いた というような人たちが増えてきて、むしろ検査を行わない方が社会で困ってしまうことが顕在化し、色覚検査の在り方が見直されてきています。

そこで芦屋市の現状はどのような検査を行っているのか確認をしました。


芦屋市では小学4年生で任意で色覚検査を受けるかどうかのプリントを渡し、親の同意があって受けることができます。結構な数の生徒が受けられていることを聞き、問題無いことを確認しました。


また、色弱の方にも見やすい色覚チョークの全校導入をお願いしました。

5校ほど自主的に導入をすでに進めているということで良い対応をして頂いていると感じます。残りの学校も順次対応して、より勉強しやすい環境づくりを目指してもらいたいです。

一応、自宅で比較したのですが、画像で見るとあまり変化がないように感じますね……。

肉眼で見て、なおかつ少し離れた位置から見ると違いがはっきりわかります。

あさうみ洋一郎 -芦屋みらい-

兵庫県芦屋市で日本維新の会の市議会議員として政治活動をしています。 ただいま31歳、7歳の娘と3歳の息子を子育てしながら活動しています!

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