一般質問 市民参画を強化したい

一般質問を行いました


①Decidimの活用について

新しい市民意見の集め方を提案しました

Decidim(ディシディム)というネットで住民意見を集めるプラットフォームがあります。これは近くの自治体であれば加古川市が1年前くらいに始めました。 ↓ が参考URL。



気軽にネットから市政について話し合える環境作りをし、新しい意見の発掘をしていきたいと考えています。


実際、色々な計画が出ていますがあまり皆さん知らないと思います。そして数年経って計画が進んだときに「そんなことが起こっているなんて知らなかった!」というご意見もいただきます。再開発が進むんでるなんて知りませんでした、など。

もっといろんな人が気軽に情報を知って、意見交換ができる場があれば、もっと行政も市民意見を聞きながらまちづくりを進められるのではないかと思います。少なくとも計画の中で「こういう意見もありました」と計画策定の段階で頭に入れて動きやすくなります。


現状は無作為のアンケート調査や、パブリックコメントなどで意見を聞くことが多いです。最近ではワークショップを開いて、住民と職員、専門家を交えてみんなで話し合おうという企画もありました。

パブリックコメント、いわゆるパブコメはたくさんの市民意見を集めようと意見募集を呼びかけていますが、市政計画の話となると量も多く内容も難しく意見が10件程度か……中々集まりません。ワークショップもコロナのこともあって対面して話し合うことは難しくなってきました。


ネットを使った意見交換であればであれば書き込みの時間や感染症の恐れに関わらず利用することができる、そんな折みdecidimを提案しました

市民同士でコメントし合い意見交換ができたり、おもしろい意見には「いいね」が押してリアクションができたり、Twitterや Facebookなど他のSNSにもリンクをつけて発信することができます。

加古川では利用者の約半数が30歳代未満ということで若年層の意見収集も進みそうです

まだ先進的な取り組みが始まったばかりなので、事例を注視した上で、活用を考えてもらえたらと思います。



②市民参画について

主に「市民提案型事業補助金制度」の内容についてです。

これの利用が拡がらないのでどう活用していくのか、を課題にしています。

こちらもコロナ禍を経てイベントが少なくなり集まる場が少なくなりました。例えば高齢者の方もフレイル予防のために外出をしたり、人の輪の中で交流する刺激が必要ですから、地域課題解決のために市民参画の考えも取り入れて市内で事業を進めて頂くことは良いことだと考え、改善を求めました。


聞くところによると補助金を受け取るための審査面接に苦労されているようで、この苦労が制度活用の拡がりにブレーキをかけているのではないかと思います。

1回補助金を受けた団体が2回目は来ないとか……せっかく市内で地域活動をしてくださった団体があるのに離れていくのは残念です。

お金を受け取ることの難しさはありますが、団体や活動したい住民が事業実施に向けて動きやすくなるように行政からアドバイスをするとか、他の団体も交えて経験や知識を共有させていくことが必要だと思います。団体や住民も初めての挑戦なので…その審査までの事前の取り組み方で成長させていきたいです。


また住民の方から「こんな活動がしたい」という相談もあるようなので、その声を地域活性化の活動に結びつけてほしいです。

また例として尼崎市に「あまチャレ」というものがあります。こちらは尼崎市内で活動する3年以内に作られた団体を応援する補助金制度です。まだこちらも始まったばかりの制度ですが、市民団体のスタートアップを支援するという明確な位置付けがあるのでこれから拡がりが出てくるのではないか、またこちらは補助金額も大きいので規模の大きいイベントを展開しながら成長していくのではと楽しみにしています。




あさうみ洋一郎 -芦屋みらい-

兵庫県芦屋市で日本維新の会の市議会議員として政治活動をしています。 ただいま31歳、7歳の娘と3歳の息子を子育てしながら活動しています!

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